私はひとりで過ごす時間が好きだ。
女将時代どんなに忙しくてもひとりの時間は必ず確保した。
でも子育て中は、ひとりになることを考えたことがなかった
いつもそばに子供たちがいた。
いつも子供たちのことを考えていた。
子供たちが成長し、仕事に、大学にとひとりづつ巣立っていった。
その時は本当に寂しくて、
子供たちのことを思い出しては涙がポロリ。
世の先輩母たちはこんな寂しい思いを乗り越えたのかと、
尊敬したものだった。
それでも時が経てば、乗り越えられる。
今はひとり遊びを楽む余裕すら。
そうだ、わたしはひとりで過ごす時間が好きだったんだと思い出した。
ひとり遊び、そのひとつがハワイアンキルト。
その歴史は200年ほどらしい。
草花や海の生物、風景や神話などをモチーフにしたパターンを
土台の布にアップリケして、キルティングする。
私はパターン選びや生地を選ぶ時間が好き。
そして無心で縫い付ける時間に癒される。
今はマエダメグさんのパターンにはまっている。
グラフィックデザイナー・キルトデザイナー・キルト作家・キルト講師。
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
1998年よりハワイアンキルトの創作活動開始。2002年教室開講。
長年グラフィックデザインの仕事をしてきたことに裏打ちされたデザイン力で、
独自のデザイン性の高い、新しいキルトを創作。
現在グラフィックデザインの仕事を続けながら月に17のクラスを持ち、
アメリカのキルトアカデミーでも講師を務める。
引用:ハワイアンキルトのある部屋Profileより
色使いもきれいだし、デザインも見ていてワクワクドキドキする。
さすがグラフィックデザイナーさんなんだと納得する作品ばかりだ。
この本のテーマは「日本の家とハワイアンキルト」。
各色の特性を見極めながら部屋ごとにテーマカラーを決めて
インテリアとしてのハワイアンキルトを製作されたそう。
だから和風テイストのパターンもあったりする。
只今製作中!
子供たちがうらやましがるくらいひとり遊びを究めよう!
きっと私自身や私の生活を豊かにしてくれると思うんだ。